爪に貼って硬化するだけでサロン級のジェルネイルのような仕上がりになるという「ジェルネイルシール」。さまざまなブランドがありますが、今回は「DASHING DIVA(ダッシング ディバ)」を実際に使ってみました。
CONTENTS
「DASHING DIVA」ってどんなブランド?
DASHING DIVAは、NYに本店を持つネイルサロン。ネイルチップやネイルシールなどのグッズも多く販売しており、今回ご紹介するセミキュアジェルネイルシール「glaze」シリーズの日本販売は、今年2月にスタート。デザインは単色カラーが種類豊富で、アート系のデザインも多く揃っています。
DASHING DIVAのジェルネイルシールはジェル100%のうち約69%硬化されているとのこと。よく比較されるohoraのジェルネイルシールがジェル100%のうち約60%を硬化しているのに対し、DASHING DIVAは硬化されている割合が高いので、貼りやすさなどに違いが出てきそうですね。
「DASHING DIVA」ジェルネイルシールの中身紹介
購入したものは、最近よく見かけるマイカジェル風のデザイン(税込1,320円)。ネイルシールというと、正直あまり可愛くないデザインのものが多い印象だったのですが、トレンドを意識したものがあるのは嬉しいです!
キャンペーンでネイルライトが無料になるので、一緒に注文しました。
見た目はロゴ以外ohoraのライトとほぼ同じです。ライト側面のボタンを押すと45秒、長押しで60秒と仕様も同じです。説明書とUSBコードが付いていましたが、ohoraと同様アダプターは付属ではないので、自分で用意する必要があります。スマホ用のもので問題なく使用できました。
シールの箱を開けると、ohora同様に黒いプラスチックケースの中にシールが入っています。シールは日光に当たると固くなってしまうので、貼り付けのときや保管の際には光が当たらない場所に置くようにしなければいけません。
中には、シール(2シート/34枚入)、ウッドスティック、ネイルファイル、説明書が入っています。
届いた箱の中にプレップパッドが2枚ついていたので、こちらも最低2回は使えそうです。ohoraの30枚より4枚多めに入っているので、爪に合うサイズが見つかりやすそうですね。
文字と簡単なイラストのみですが、やり方を書いた説明書も入っていますので、こちらの説明書を見ながら実際に貼っていきます。
「DASHING DIVA」ジェルネイルシールの貼り方
手をキレイに洗ったあと、付属のプレップパッドで爪の油分・水分をしっかりと拭き取ります。油分が残っているとすぐに剥がれてしまうので、必ずこの工程は行うようにしましょう。
爪に合うサイズをシール越しに合わせて選びます。シートの端にある「CUTICLE LINE(キューティクルライン)」と書かれたほうを根元に合わせます。
DASHINGDIVAに限らずどのジェルネイルシールにも言えることですが、シート自体が固いので、なんとなくでしか爪に合わせられずピッタリのサイズを選ぶのがなかなか大変です。
どのサイズを爪に貼るかを選んだら、上の保護フィルムごとシールを剥がします。
根元から貼り付けるとキレイに貼りやすいです。キューティクルにかぶらないようにし、保護フィルムを外して全体を指で密着させます。
厚みはohoraよりも少し分厚め。シールも自体も固めで、ohoraのようにサイドが足りなくても伸ばすことはできません。
先端の余った部分は、爪切りかハサミでカット。硬化後にファイリングで整えるので、きれいにカットしようとする必要はありません。余分なシールをカットした後、再度キワのほうまでしっかりと押さえてシールを密着させます。
しっかりシールが密着すれば、いよいよライトでジェルネイルシールを硬化させます。硬化の回数は特に記載されていませんが、「1回でも高い完成度で硬化される」とのこと。ライトに当てている瞬間は、ohoraよりも少しだけジェルの効果熱を感じましたが、暖かい程度でした。
最後に、付属のネイルファイルで爪のラインに合わせて形を整えれば完成です。
DASHING DIVAは少し厚みがあるものの、自爪の凹凸が表面に出てしまいました。仕上がりはシールだけでいうとohoraよりも厚く、強度もしっかりめ。元々の硬化の割合が高いからか、爪への馴染みはohoraのほうが良く、DASHING DIVAは自爪とシールの段差がかなり気になりました。
「DASHING DIVA」ジェルネイルシール持ちの検証結果
DASHING DIVAのジェルネイルシールを貼ってから、いつも通り生活をしてみました。
1〜3日目は日常生活を過ごしていても特に浮きなどはありませんでした。4日目から小指が少し浮き始め、髪の引っ掛かりが気になりました。6日目には薬指の根元も少し浮き、7日目には親指の先端が欠けてしまいました。
欠けるまでは特に見た感じは問題ないのですが、髪の引っかかりやグリーンネイルになる恐れがあるので、オフをすることに。
私は普段からジェルネイルをしているので、爪先の使い方には結構気遣っているほうだと思いますが、それでもモチは浮き始めるまでに4日、という結果でした。ohoraはトップジェルを塗っていたので1週間もちましたが、今回は塗っていなかったので早めの浮きになったのかも・・?
説明書をよく見ると、「5〜7日以内の仕様が目安」とあるので、だいたいこのくらいで剥がれてくるものなのかもしれません。
「DASHING DIVA」ジェルネイルシールのオフのやり方
オフのやり方は、ohoraなど他のジェルネイルシールとほぼ同じです。付属のウッドスティック、リムーバーorオイルを使います。リムーバーなどは付属ではないので自分で用意します。今回はリムーバーを使いましたが、爪への負担が気になう方はオイルを使って剥がすほうが良いと思います。
まずウッドスティックの先端をリムーバーに浸してリムーバー液をつけます。
シールと自爪の間にウッドスティックを入れ込み、ゆっくりと剥がしていきます。一気に剥がそうとせず、こまめにウッドスティックにリムーバーをつけながら徐々に剥がしていかないと、爪を損傷する恐れがあるので注意してください。
親指がオフできました。かなり丁寧に剥がしたはずなのですが、自爪がシールに持っていかれてしまいました・・。

他の指もオフしてみましたが、いずれの指も少し爪が剥がれています。剥がしたあとにすぐに付け替えてしまうと、オフの度に自爪がどんどんと薄くなってしまう可能性があるので、自爪が剥がれてしまったら、少しお休みをするのが良さそうです。
剥がす工程自体は意外とスルッと剥がれ、爪の表面にベタつきが残ることもありませんでした。
「DASHING DIVA」ジェルネイルシールを使ってみた感想<
よく比較されるohoraのジェルネイルシール比べるとシールの厚みや強度はしっかりしていて、シールだけだとよりジェルネイル感に近いのはDASHING DIVAかなと感じました。
ただ、爪に密着させたあとにすぐに固めないとサイドが少し浮き上がってしまうので、密着させたあとはすぐに硬化するのがオススメ。2〜3本貼って一気に硬化したいところですが、素早く1本ずつ貼って固めるのが良さそうです。
DASHING DIVAはohoraに比べると、爪の上にのっている感が結構あったように感じました。そのため、爪への馴染みや仕上がりなどを見ると、総合的にOhoraのほうが良いかなと思いました。
<注意>
後日残ったシールを使おうと思ったら、前回よりもシート上にあるシールが少し固くなってしまっていました。冷暗所で保管していたので、恐らく貼り付けた時に日の光に当たっていたのでしょうか・・。固くても貼ることはできましたが、爪に馴染みにくいので仕上がりは以前のようにキレイにはできませんでした。
残ったシールを無駄にしないためにも、1本貼るごとにケースに片付けるなど徹底したほうが良さそうです。
ジェルネイルシールが気になっている方は、ぜひ参考にしてみてください!