さまざまなジェルネイルシールブランドの中で、最もよく目にすることが多い「ohora(オホーラ)」。普段はセルフでジェルネイルをしていますが、自宅で手軽にサロン級ジェルネイルが仕上がるというので少し前から気になっていました。どれくらい簡単にできるのか、オフの仕方やモチなども実際に試してみました。
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「ohora」ってどんなブランド?
「ohora」は、韓国で累計600万個を販売した実績を持つジェルネイルシールブランド。紗栄子さんのテレビCMなどでご存じの方も多いのでは?
実際の液状ジェルネイル100%のうち約60%だけを硬化しており、一枚のフィルムシールはベースジェル・カラージェル・トップジェルがレイヤーに分かれて入った3層構造で作られています。
デザインは、オフィス系のものやピンク系のほか、ふんわりとしたデザインが多い印象。今回は公式サイトから注文しました。
「DASHING DIVA」ジェルネイルシールの中身紹介
購入したのは、日本公式サイトの開設を記念した日本限定デザイン。クリア感のある赤で、根元にかけてグラデーションになっています。価格は税込1,660円。
公式サイトで購入すると、新規の方は「ネイルランプ」or「500円オフ」のクーポンがもらえたのでネイルランプを選びました。
キャンペーンでネイルライトが無料になるので、一緒に注文しました。
ネイルランプは、PC用マウスより少し大きめのコンパクトサイズのスタンド式。使用説明書とUSBコード付きですが、アダプターは付いていないので自分のものを使用します。私はiphoneのアダプターを使いましたが問題なく使用できました。
ランプの側面にボタンがついており、押すと45秒、長押しで60秒点灯します。
ジェルネイルシールは光に当たると固くなってしまうため、黒のプラスチックケースで保護されています。使うときも、直射日光の当たる場所は避けるようにしましょう。
中には、シール(2シート/30枚入り)、プレップパッド(2枚)、ウッドスティック、ネイルファイルが入っています。プレップパッドが2枚入っているので、最低2回は使えそうですね。

届いた箱の中には写真付きの説明書が同封されており、こちらを見ながら貼っていきます。 他のブランドの説明書は文字と簡単なイラストのみとかなのですが、ohoraは写真つきで丁寧な説明書なのでとってもわかりやすく好印象。
シールだけでも良いのですが、トップジェルを塗るとモチが良くなるということなので、今回はohoraのトップジェル(税込2,180円)も塗って試してみました。
「ohora」ジェルネイルシールの貼り方
まずは、手を洗ったあとにプレップパッドで爪の表面をキレイに拭き取って、油分や水分を取り除きます。ポリッシュやジェルネイルにも共通しますが、爪の表面に油分などが残ったままシールを付けると、ネイルが剥がれやすくなるのでこの工程はとても大切です。
次に、爪に合うサイズのシールをシート越しに合わせて選びます。 シールの端に「Cuticle Line(キューティクルライン)」と書かれているので、こちらが根元になるように合わせます。
シールの上の透明フィルムを剥がしてからシール本体を剥がします。シールは柔らかめなので、爪で表面を傷つけないように気をつけてください。

爪のサイドが足りない場合は、シール自体を少し伸ばして長くすることができます。ただし、一度伸ばすと戻せなくなり、また、伸ばしすぎると、粘着がなくなってしまいそうなので程々に。
貼れたら、指でしっかりと全体を密着させます。シールが柔らかく爪にフィットするため、思った以上に簡単に貼ることができました。
先端の余ったジェルは、付属のネイルファイルを使用して削り取ります。削るのが難しいという人は爪切りなどで切っても良さそう。
先端が削れたら、ライトで1〜3回ほど硬化。1回でも固まりますが硬化できていないと剥がれやすくなるので、2〜3回やるのが良さそう。ライトに当てるとほんのりと硬化熱で暖かさを感じました。
最後に、付属のネイルファイルで爪のラインに合わせて形を整えます。トップジェルを塗らない場合はこれで完成です。
今回はohoraのトップジェルを使うので、この上からトップジェルを塗ります。ohoraのトップジェルはポリッシュ型。粘度は硬すぎず柔らかすぎずなので、初心者の方でも塗りやすいと思います。
シールだけだと、どうしても爪の先端が保護されていない状態になるので、剥がれそうな気がしますが、トップジェルを塗ればその心配も軽減されます。皮膚につかないように注意しながら、きちんと先端の断面も覆いましょう。
全体に塗れたら2〜3回ライトで硬化。ohoraのトップは未硬化ジェルがでないノンワイプトップなので、硬化後の拭き取りは不要です。
シールだけでもジェルネイルっぽいツヤ感はありますが、やはりトップジェルを塗ると格段に変わります。トップジェルを塗ったぶん、厚みも出るので、仕上がりは本物のジェルネイルにかなり近くなりました。
今回使用したジェルネイルシールはグラデーションになっているデザインのため、シールならではの根元のくっきり感もそこまで気になりませんでした。
「ohora」ジェルネイルシール持ちの検証結果
ohoraのジェルネイルシールを貼ってから、いつも通り生活をしてみました。
1〜6日目は、欠けたり浮いたりすることなく日常生活を過ごすことができましが、断面に塗ったトップジェルは3日ほどですぐに取れてしまいました。
7日目に、爪のサイドが徐々に浮き始めました。見た目はほぼ分からないのですが、お風呂に入ったときに髪が結構引っかかってきて大変だったのでオフすることに。
見た目が分からないからといって、浮いたまま放置してしまうと「グリーンネイル」になってしまう恐れがあるので、浮きが気になってきたらその爪は必ずオフするようにしましょう。
モチは、トップジェルを塗布して7日という結果。本音で言えば、トップジェルを塗布したのでもう少し持続してほしかったな・・と思います。
「ohora」ジェルネイルシールのオフのやり方
オフで使うのは、ウッドスティックとリムーバー。リムーバーは付属ではないため、自分で用意します。
オフのやり方は、他のメーカーのジェルネイルシールとほぼ同じやり方でOKです。まずはウッドスティックの平らな面にリムーバーを付け、爪とシールの間に押し込んで隙間をつくります。
トップジェルを塗布しているぶん、最初の入れ込みは結構硬め。無理やり押し込んでしまうと爪を傷つける可能性があるので、ゆっくりと少しずつ押し込んでいきます。
親指のオフができました。リムーバーはこまめにつけていましたが、硬さがあったからか自爪が少し剥がれました。爪の表面にもベタつきが少し残ったのですが、それはエタノールを浸したコットンで擦ると取れました。
全てオフをしたところ、全体的に自爪が剥がれ気味に・・。頻繁に使用していると、オフの度にどんどん爪が薄くなってしまう恐れがあるので、1度使用したあとは少しお休みをしたほうが良いのかなと思います。
「ohora」ジェルネイルシールを使ってみた感想<
工程の簡単さや仕上がりの綺麗さなどは想像を上回るクオリティで、短時間でこのネイルが手に入るのはとても驚きでした。
モチに関しては、トップジェルを塗ってもモチが1週間だったということを考えると、普段セルフジェルネイルで3週間ほど持続している私は、これまで通りセルフジェルネイルを続けようと思います。
ただ、貼り付けやオフは本当に簡単だったので、時間が無いときなどには使ってみようかなと思います。
普段ジェルネイルができなくて、長期休みのときだけジェルネイルをしたいという人や、難しいデザインは自分でできないという方にも良さそうです!
ohoraジェルネイルシールが気になっている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!